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第22回住まいるlab. 大型パネル工場見学に参加しました。 群馬県沼田市にある テクノエフアンドシー株式会社 にて、在来軸組工法をベースとした「大型パネル」の製作工程を拝見し、技術概要の説明を受けました。 これまでも実際に採用されている方々からお話は伺っておりましたが、工場での生産体制や品質管理の実際を目の当たりにし、想像以上に完成度の高いシステムであると感じました。 柱・梁、間柱などの軸組に、断熱材(充填・外張り対応)、構造用面材、透湿防水シート、通気胴縁、サッシの組み込みと防水処理までを工場で一体化。 完成度の高い状態で現場へ納品されるため、上棟当日はパネルを設置していくだけで外周部が閉じ、屋根まで進めばその日のうちに雨仕舞いが完了します。 部材を現場で一つずつ組み上げる従来工程に比べ、品質の安定と施工の合理化を同時に実現できる点が大きな特長で、高所作業の削減や重量サッシ施工の省力化、安全性の向上にもつながります。 職人不足や高齢化、断熱性能向上に伴う重量増、トリプルガラスや付加断熱による施工難度の上昇といった環境変化を考えると、従来型の現場施工だけに依存することは今後難しくなる可能性があります。
これまで「いずれ主流になる」と考えてはいましたが、実際に製作現場を見学し、品質管理体制を確認したことで、その合理性と完成度の高さを強く実感しました。 在来軸組の思想を大切にしながら、工業化によって性能と精度を高めていく。 これからの群馬の家づくりにおいても、確かな選択肢のひとつになると感じた一日でした。 住まいるlab.の皆さま、テクノエフアンドシー株式会社の皆さま、貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。 コメントの受け付けは終了しました。
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2月 2026
㈱POTOS DESIGN OFFICE
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