昨日は冬至 一年で一番太陽が低く、たくさんの日射を取り込むことができます。 群馬県桐生市で進捗中の新川の家で、窓から入る日射の確認を行いました。 まずは日射量データベース閲覧システムからデータの確認 地域、日時、角度、取得面などを調整して、日射量を知る事が出来るサイトです。 ネット上で無料で確認できます。 https://appww2.infoc.nedo.go.jp/appww/index.html 冬至付近の日射量の多い22日を確認 群馬県桐生市の12時の南鉛直面の日射量 3.31MJ/㎡(h) 単位を変換すると 3.31MJ/㎡(h)x1,000,000÷3600s=919w/㎡ となります。 1㎡の鉛直面に919wの熱エネルギーが降り注いでいることになります。 実際にソーラーパワーメーターで測定してみると 978w/㎡ 日射量データベース(2013データ)より若干多めの日射量です。 窓を閉めた状態でガラスの日射熱取得を確認 エクセルシャノン NS50 ESクリア 日射取得率はカタログ値で58% メーカーの自己適合宣言書では41% 実測値は520w/㎡ 実際の日射取得率が 53%となります。 日射取得熱を計算すると サッシ1本(幅2.6m 高さ2.2m) 日射が当たるガラス面積 w1.17mxh1.42mx2枚 網戸(60%取得くらい)が片側にあると想定して 1.17mx1.42mx520w/㎡ + 1.17mx1.42mx520w/㎡x0.6= 概ね1382wエネルギーが入ってきます。 サッシ2本で2764wですから8畳用エアコンの暖房と同じくらいのエネルギーを無料で享受できます。 お日様エネルギーは本当にありがたいですね。 日射の届く範囲の確認 窓から概ね2.6m位となります。 アーキトレンド及びホームズ君のシミュレーション結果とほぼ同じになってます。 ソフトウェアは本当に良く出来てますね。
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1月 2025
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