自立研関東ゼミ第2回『空調の基礎を極める講座(応用編)』に参加させていただきました。 講師は ミライの住宅 代表理事 森 こうすけ さん 6月の基礎講座の続きで 今回は空気線図と負荷計算シートを使った顕熱と潜熱の負荷計算をひたすら入力 空気線図の数値を読み間違えたり… 夏と冬の符号のプラスマイナスを間違えたりと… 普段はエクセルシートで入力しているため、ソフトウェアに頼りすぎてる事を実感… 建築家 宮脇檀さん著書の「目を養い手を練れ」という言葉が頭に浮かび 手を練る事の大切さを改めて痛感しました。 そして今回は会場のエアコンの測定をお手伝いさせていただきました。 室温 29℃ 相対湿度 48% 絶対湿度 12.2g/kgDA 比エンタルピー 60kJ/kgDA エアコン吹き出し 温度 12.3℃ 湿度 98.3% 絶対湿度 8.8g/kgDA 比エンタルピー 34.5kJ/kgDA 吹き出し口風量 0.85m x 0.09m x 風速3.3m/s x 3600s/h =909m3/h エンタルピー差 (60-34.5)=25.5kJ/kgDA ÷ 3 =8.5wh/m3 エアコン出力 909m3/h x 8.5wh/m3 =7726w 7726wの性能を発揮し 顕熱比(エアコンの温度を下げるの効率)66%で稼働 室内の絶対湿度12g/kg台は快適な湿度でした。 大人数がいてもしっかり除湿できるエアコンは頼もしいですね。 大変貴重な学びとなりました。
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9月 2024
㈱POTOS DESIGN OFFICE
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