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昨日は、新住協関東支部研修会に参加しました。 講師は新住協の鎌田先生。 全国総会でもお話がありましたが、近年の猛暑、とくに2023年あたりからの気温上昇が非常に顕著であるとのことでした。 関東より南の地域では、夏の夜間に外気を取り入れて室温を下げるナイトパージが、むしろ温度・湿度を上昇させてしまい、快適性が得られないケースが増えているそうです。 そのため「これからの快適な暮らしを実現する唯一の方法は、全室24時間冷房である」と明言されていました。 この点について、新住協としての空調方式の新たな提案や検証結果が、発刊予定のデザインマニュアルに詳しく記載されるとのことで、各種取り組みをご説明いただきました。 また、新住協で防火構造大臣認定を取得した板張り外装についても紹介がありました。 これはスイスの木外壁の事例を参考にしたもので、スイスでは厚みのある無塗装の木材を外壁に使用し、50年以上メンテナンスなしで耐久性が実証されているとのこと。 日本では外壁の木材は7〜10年ごとに再塗装が必要という常識がありますが、厚板の目透かし縦張り工法であれば、今後はその常識が変わる可能性があると感じました。 この厚板を使った新しい木外装工法が、新住協のスタンダードになっていく見込みとのことです。 さらに、新しく発刊されるデザインマニュアルには、間取り例や、屋根断熱のコストを下げる野地板一枚工法など、最新の検討内容が盛り込まれており、とても充実した内容でした。 最後にラファエル設計・神長さんによる「神式空調システム」についての解説があり、これまでの事例に加え、新しい方式の構想についても紹介されました。 講義の中では、鎌田先生が「あなたはマニアックすぎて、私でも理解が難しい」と冗談まじりにコメントする場面もあり、会場が和やかな雰囲気に。 神長さんが提案されている新たな空調方式の今後の展開が、とても楽しみです。 とても学びの多い素晴らしい研修会でした。
関係者の皆様、ありがとうございました。 コメントの受け付けは終了しました。
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12月 2025
㈱POTOS DESIGN OFFICE
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