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構造計算を行った申請物件の基礎配筋の確認を行いました。 この物件は、地盤が良好であったことに加え、構造計画上も構造区画をできるだけ整理してシンプルにできたため、ベタ基礎と比較検討した結果、鉄筋量を抑えられる布基礎を提案させていただきました。 ただ、フラット35を利用するため、一般的な布基礎で採用される防湿コンクリート仕様では、群馬県では防蟻措置の基準に対応できないため、基礎と一体となった土間コンクリートを打設する計画としました。 外周部の布基礎は偏芯したL型形状とし、一般的なベタ基礎に近い施工方法で納められるよう検討しました。 土間コンクリートの配筋は D10@300 としています。 一般的に用いられるベタ基礎の底版配筋 D13@200 のシングル配筋と比較すると、土間(底版)の鉄筋量は4割弱程度となります。 土間コンクリートは、かぶり厚さを考慮して130㎜とし、一般的なベタ基礎の150㎜よりも薄く、少しでもコンクリート量を抑えられるように計画しました。 床下エアコンを採用する場合などは、内部の立ち上がり基礎をできるだけ減らしたいところです。 ベタ基礎では人通口や地中梁を設けるため基礎の一部を下げる必要が出ることがありますが、布基礎であれば開口部分を下げても基礎梁として必要な高さを確保しやすく、効率よく計画することが出来ます。 一般的に
ベタ基礎の方が強い ベタ基礎だから安心 といったイメージを持たれることもありますが、それは必ずしも正しい認識ではなく、建物の荷重や地盤条件を踏まえて構造的に検討された基礎こそが、合理的で強い基礎になると思います。 コメントの受け付けは終了しました。
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4月 2026
㈱POTOS DESIGN OFFICE
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