住まいるLab.群馬支部開催企画セミナー 東日本大震災から野甫半島地震を経験して、家の傾きを直す沈下修正「構造から直す本気の住宅再生」に参加せていただきました。 講師は、曳家岡本の岡本直也さん 曳家とは、建物をそのままの姿で傷つけずに移動する技術のことです。 岡本親方は、この曳家の技術を駆使して、家の傾きの修正、家揚げ、嵩上げといった沈下修正工事のエキスパートです。現在は、新潟市での液状化による沈下修正工事を連続して施工されています。 岡本親方が新潟市での工事中、近隣で行われている他社の沈下修正工事の方法を目にし、工事の危険性やいい加減さに憤りを感じたそうです。そして、本質的に良い工事を行いたいという熱い職人気質が強く伝わってきました。 今回のセミナーを通して、沈下修正に関わる設計者や監理者としての責任や、知識向上の必要性を痛感しました。
私たち設計者は、新築を設計する際に、地盤の知識をしっかりと身につけ、上層構造もあわせ慎重に検討することで、このような沈下修正に依存しない強い建物を提供することが求められます。 とても心に響く素敵な学びの機会でした。 ありがとうございました。 コメントの受け付けは終了しました。
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10月 2024
㈱POTOS DESIGN OFFICE
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