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西国分の家 外壁の耐力面材の施工が進みました。 今回は、構造の安全性を高めるため 制震テープ を採用しています。 制震テープは、 柱や梁などの軸組みと耐力面材の間に貼り込んで施工します。 地震時には、柱・梁と面材の間にわずかなズレが生じますが、 制震テープに用いられている 粘弾性体 がそのズレを吸収し、 揺れのエネルギーを熱に変換して減衰させる 役割を持ちます。 耐震性能が「壊れにくさ」を担うのに対し、 制振は「揺れそのものを抑える」ための考え方です。 外壁の耐力面材にはハイベストウッドを採用しました。 ハイベストウッドは構造用MDFをベースとした耐力面材で、透湿性能も高く、壁体内の湿気を適切に逃がしやすい点が特徴です。 本計画では、許容応力度計算を行ったうえで、耐力壁の配置や壁倍率を部位ごとに調整しながら建物全体のバランスを計画しています。 また、柱と耐力面材の間に制震テープを介して施工しているため、念のためハイベストウッドとして取得されている大臣認定の壁倍率は使用せず、構造用MDFとして構造計算を行っています。 構造計算上は、あくまで耐震等級3として確実に成立させることを前提とし、
そのうえで制振テープによる揺れの低減効果をプラスしています。 耐震で「倒れない・壊れない」構造を確保し、制振で「揺れを抑える」。 「耐震等級3+制振」 という考え方を軸に、長く安心して住み続けられる住まいを目指しています。 コメントの受け付けは終了しました。
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1月 2026
㈱POTOS DESIGN OFFICE
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