西国分の家にて瑕疵保険の軸組み検査に立ち会いました。
昨年4月の建築基準法改正以降、現場で確認される項目も増えているとのことで、検査員の方も非常に細かくチェックされていました。
本計画で構造的な特徴となっているのが、建物中央部に配置した、構造用合板で四周を囲った区画です。
この区画は、
上部が居室・下部が床下収納となる二層部分と、
下部が居室・上部が小屋裏収納となる二層部分が連続する構成となっており、
​建物形状としては平屋建てでありながら、中2階を設けたスキップフロア構成となっています。

中2階を設けていることから、構造計算は平屋扱いではなく、2階建て相当として許容応力度計算を行っています。
スキップフロア特有の床・壁・水平構面の連続性や剛性配分を考慮しながら検討を進めた結果、当該区画は構造用合板による耐力壁が集中的に配置される構成となりました。

このように建物中央部に高剛性な構造区画を設けることで、建物全体の耐震性能向上に寄与する構成になっていると考えています。

床下収納部分は天井高さを1.4mまで確保する計画とすることで、法規上の床面積に算入されない範囲で、有効的な空間となります。