西国分の家 構造計算が概ねまとまりました。 大屋根の平屋で床下収納とロフトのあるスキップフロアプランとなります。 構造計算ソフト「ホームズ君」では平屋のスキップフロアには対応しておらず、2階建てとして検討しました。 1階に対して2階が小さい場合や、大屋根のプランでは、2階に多くの地震力がかかり、屋根の強い水平構面と壁量が必要となります。 また、スキップフロアプランでは高さの違うゾーンごとの偏心率や壁量等の検討も必要なため、最後は慎重に少しずつ修正を加える必要があり、スキップフロアのバランスを取るために、いろいろ試行錯誤しながら調整を行いました。 大屋根プランや、登り梁での耐力壁の高さが変わる計算、スキップフロアなどは、建築基準法上の壁量計算や品確法の計算では対応できず、許容応力度計算しか正しく計算することができないとされています。
プランを進めながら、水平構面や壁の強さのバランスを整えて配置を調整したり、基礎配筋の本数を考慮した基礎プランを検討したりと、意匠設計と並行して検討を進めないと手戻りが多くなるため、木造住宅の構造計算の内製化は必須であると感じます。 新川の家 珪藻土塗りが完了しました。 KEISOUDO-PLASTER 自然素材の珪藻土・ゼオライト・シラス・漆喰・等々がバランス良くブレンドされ、室内の空気環境を清浄化します。 ホワイトのCOTTONはマットで綺麗な仕上がりです。 完成が楽しみです。
新川の家 ウッドデッキ材の木材保護塗料「ウッドロングエコ」 床材と下地材が結構な量となるので 水槽浸け塗りを行っていただきました。 床材には屋久杉デッキ材 骨組みには桧材を採用しました。 通常、刷毛やローラーで塗布することが多いですが、 今回は施工効率を考え、大きな水槽にウッドロングエコの溶液を用意し、 木材を丸ごと浸ける方法を採用しました。 これにより、短時間で均一に塗布でき、 木材の内部までしっかりと成分が浸透します。 塗布後の木材は、しばらく乾燥させてから施工に使用します。
乾燥するにつれ、独特の風合いが現れ、 経年変化による味わいが楽しめるのもウッドロングエコの特徴です。 今回の水槽浸け塗りによって、より長持ちするウッドデッキになることを期待しています。 西国分の家 地盤調査を行いました。 SWS試験(スクリューウエイト貫入試験)は、建築物の基礎設計に必要な地盤の強度や支持力を調査するための試験方法の一つです。 戸建て住宅や小規模建築物の地盤調査として広く採用されています。 SWS試験では、先端にスクリュー(ねじ状の羽根)が付いたロッド(鉄棒)を地面に垂直に立て、 25kg・50kg・75kg・100kgの荷重のみで沈下(自沈)するかを確認し、次にスクリューを25cm貫入させるために必要な回転数を測定します。 回転数が多いほど地盤が硬いことを示し、荷重のみで貫入する場合は軟弱地盤の可能性が高くなります。 翌日には結果が出まして、良好な地盤であることが確認できました。
ありがとうございました。 新川の家 木工事が概ね完了し キッチンと製作家具が設置されました。 キッチンの対面カウンター 調理台 レンジ収納 ゴミ箱スペースと多機能なカウンターとなります。 キッチンの横には家電収納とワークテーブル 製作家具は搬入設置を考慮して、壁際などのクリアランスを多く取る場合がありますが、 現地合わせで調整していただき、ぴったりと納めていただきました。 タイルも張られキッチン周りが整ってきました。 洗面家具も設置されました 右下部には床下用のエアコンが格納されます。 仕上がりが楽しみです。
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3月 2025
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