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地鎮祭

6/29/2025

 
西国分の家
昨日、地鎮祭が執り行われました。
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ご親族の皆さまにもご参列いただき、無事にご祈祷を終えることができました。
心より感謝申し上げます。

これから、良いお住まいが無事に完成するよう、全力で取り組んでまいります。
このたびは誠におめでとうございます。
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神主様より「鎮物(しずめもの)」をお預かりいたしました。
これは、建物の安全と、そこに暮らすご家族の幸せを願って、建物の基礎の下に納める大切なものです。
いよいよ始まる工事に身が引き締まる思いでした。
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当日は日差しが強く、気温は35.9℃(日陰)と非常に高かったものの、相対湿度は32%、絶対湿度は11.83g/kg(DA)と、夏に除湿された室内のような湿度環境で、蒸し暑さを感じることなく、さわやかな晴天となりました。

「目白台の小住宅」の見学会

6/27/2025

 
建築家 若原一貴さんの「目白台の小住宅」の見学会に参加させていただきました。
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敷地面積 13坪
建築面積 8.7坪
床面積  23.1坪
都心の住宅街の角地に佇む小さな木造住宅。​
​中に踏み込むと何とも立体的な広がりのある空間。

​開口部の高さを周辺とずらし、先に見える緑と空。
白い空間に映える木部と天井の陰影。
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自然と座りたくなる心地よい居場所の階段。
とてもすてきな住まいでした。
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とても有意義な時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。

2025関東ゼミ第1回 空調の基礎を極める講座(基礎編)

6/24/2025

 
自立研関東ゼミ第1回『空調の基礎を極める講座(基礎編)』にオンライン参加させていただきました。
講師は「ミライの住宅」代表理事の森こうすけさん。
今年も“基礎の基礎編”ということで、空気線図への多くのプロット作業があり、空調講座の復習として、とても勉強になりました。
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講義の復習として、数日前に実測していたエアコンの稼働データを空気線図に落とし込み検討してみました。
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実測データ
  • エアコン吸込み空気:26.8℃・53%
  • 吹き出し空気:10℃・96%
  • 風速:3.5m/s
  • 吹き出し口寸法:0.6m × 0.06m
風量の計算
0.6m × 0.06m × 3.5m/s × 3600s = 453.6㎥/h
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空気線図にプロットしてみました。
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空気線図から読み取ったエアコンの働き
  • 比エンタルピー差:56.8 - 28.5 = 28.3kJ/kg(DA)
  • 熱量換算:28.3kJ/kg ÷  3  ≒ 9.43Wh/㎥
  • エアコン能力:9.43Wh/㎥ × 風量453.6㎥/h = 約4277W
除湿量の計算
  • 絶対湿度差:11.8 - 7.4 = 4.4g/kg(DA)
  • 空気量 → 重量変換:453.6㎥/h ÷ 0.83㎥/kg = 546.5kg/h
  • 除湿量:546.5kg/h × 4.4g/kg = 2404g/h ≒ 2.4L/h
 1時間あたり約2.4Lの除湿が行われていることになります。
エアコンの顕熱比は約60%。
つまり、60%が温度を下げる働き、残り40%が除湿の働きをしているということになります。

​また、昨年エアコンの上部に給気口を設けてから、今回が初めての冷房期となります。
昨年よりも快適になることが期待でき、とても楽しみです。

群馬県木造住宅産業協会総会

6/21/2025

 
昨日は、群馬県木造住宅産業協会の総会に参加させていただきました。
総会に先立って行われた勉強会では、「2030年を見据えた住宅に必要な性能とは」というテーマで、これからの住宅に求められる断熱性や耐震性についてお話させていただきました。
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「断熱や耐震性能を考えない建築が、人の命を奪うかもしれない」という少し踏み込んだ内容でしたが、参加された皆さまにとって、少しでも意識を高めるきっかけになっていれば幸いです。

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群馬県住宅政策課が進めている官民一体の共同事業「コミンカコナイカ」についての説明がありました。
歴史と魅力あふれる古民家を地域の資源として活用し、未来につなげていこうというものです。

古民家を「活用したい人」と「所有していて困っている人」をうまくマッチングさせることで、空き家問題の解決と地域の活性化を同時に目指している点が素晴らしいと感じました。
​このプロジェクトを通して、群馬県の素敵な古民家がさらに多くの人に愛され、活用されていくことを期待しています。
コミンカコナイカ

新住協 関東支部研修会「飯塚豊氏に聞く!断熱・構造・意匠、三位一体のプランニングのコツ」

6/19/2025

 
昨日は、新住協 関東支部の研修会
「飯塚豊氏に聞く!断熱・構造・意匠、三位一体のプランニングのコツ」
に参加してきました。

講師は、㈱アイプラスアイ設計事務所の飯塚 豊さん。
飯塚さんの著書『間取りの方程式』は以前に拝読しており、これまでにもオンラインセミナーを受講していたので、今回の講話をとても楽しみにしていました。
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「内と外との境界部を真っ先に美しくデザインすべき」
屋根や中間領域、開口部といった“境界”のデザインが建築にとって非常に重要であり、まずそこから丁寧に考えるということ。
そして、断面から設計を検討し、構造を整えて“きれいに見せる”ことで、空間全体が美しく整理されていくということ。
一見すると複雑に見える外観も、「立体をところてんのように押し出す」という考え方で構成され、連続性のある美しいフォルムへと導かれていく
そのプロセスがとても興味深く感じられました。
「設計の10の手法」では、まず建物全体のフォルムを整え、そのうえで諸条件を踏まえていく。
間取りの計画は最後の最後、10番目に位置づけられているという点も非常に印象的でした。

特に心に残ったのは、「ご用聞きにはならない」という言葉。
収納たっぷり、家事動線優先といった要望にとらわれすぎると、空間が貧しくなり、狭く、生活を楽しめない家になってしまう。
要望は変化するし、要望をただ反映するだけでは、魅力的な建築にはならない。
その敷地にふさわしい住宅を提案することこそが建築の本質である
という言葉が、深く胸に響きました。

構造をしっかりと検討し、それを美しく見せることで、伸びやかな空間が生まれ、建築の自由度が広がる
​そのことを改めて痛感した研修会でした。

とても貴重な学びの機会をいただき、誠にありがとうございました。

竹原義二先生の黒板授業

6/8/2025

 
先日、住宅デザイン学校の特別講義 建築家・竹原義二先生による「黒板授業」を自由学園明日館にて受講してきました。
​
竹原先生は、日本建築を丁寧に実測し、そこから読み解いた住宅設計の作法をもとに、ダイナミックな構造と自由で美しい建築を創造されております。
​
今回の講義では、実測した建物を黒板に見立てた大きなシートに手描きで美しく描画し、そのプロセスから生まれた住宅について解説いただきました。その姿勢と表現に、建築と真摯に向き合う情熱を強く感じました。
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事前に先生の著書『竹原義二の視点』を読み込んで講義に臨みましたが、それでも「なぜそのような発想に至るのか」と何度も考えさせられました。そして建築に対する深い思索と熱い想いに圧倒されました。

なかでも強く印象に残ったのは、「建築は自由である」という言葉。構造をしっかり検討することで、建築はより自由になれるという先生の言葉に、深い感銘を受けました。

私自身も、木造の構造を現しで見せる設計が大好きなのですが、さまざまな事情から近年は露出を控えめにしていました。
今回の講義を通して、あらためて自分の設計姿勢を見つめ直す、貴重な機会となりました。

伊礼先生、竹原先生、そしてこのような学びの場を設けてくださった関係者の皆さま、本当にありがとうございました。

リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s

6/6/2025

 
六本木の新国立美術館で開催されている「リビング・モダニティ」展へ行ってきました。
新国立美術館は、建築家・黒川紀章の設計。
大きなガラス面と自由曲線で構成された内部空間は、視線と動線が交わり、建築そのものが「流れ」を生み出しているような印象を受けます。
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展覧会は、20世紀前半から中盤、いわゆるミッドセンチュリーと呼ばれる時代の建築・家具・生活空間に焦点を当てたもの。建物や家具の形や素材といった表層的なデザインだけでなく、その背景にある「暮らし」や「思想」にまで踏み込んだ、20世紀の“住まいの実験”ともいえる展示構成でした。

展示は、「窓」「台所」「衛生」など、生活機能をテーマにしたゾーンで構成されており、それぞれの空間が暮らしとどう結びついていたのかが丁寧に語られています。
「窓辺」にまつわる展示では
​ル・コルビュジエがレマン湖畔に建てた小さな家「ヴィラ・ル・ラク」の水平連続窓と、テラスから湖を望む塀の開口が、実物大で再現されてました。
湖の風景を横長のフレームで切り取り、自然と一体になったような感覚を、身体スケールで体験できる貴重な展示でした。
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ルイス・カーン設計「フィッシャー邸」の窓。
周囲の風景をダイナミックに取り込むように切られた大開口が再現されていて、その迫力に圧倒されました。
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展示室には、こうした名作住宅の縮尺模型も数多く並んでいました。
開口部の取り方、景色との調和、屋根のかたちや建物のフォルムなど、写真や図面からでは気づきにくい建築の意図が、模型を通して感じられます。
模型の説得力、あらためてすごいなと感じました。
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入場無料エリアである企画展示室2Eでは、ミース・ファン・デル・ローエの未完のプロジェクト「ロー・ハウス」が、クラウドファンディングによって世界で初めて原寸大で再現されていました。

「ロー・ハウス」は、1930年代からミースが構想していた中庭付き住宅(いわゆるコートハウス)の一つで、これまでは図面の中にしか存在していなかったものです。

実際にその空間に足を踏み入れると、独立した構造と壁に囲まれながらも、まったく閉塞感を感じさせない開放的な空間構成で、「自由な平面」というこの時代の建築思想が随所にあらわれていました。

構造・空間・内装が、それぞれ自立しながらも調和して一つの建築をかたちづくっている。
その自由さに強く惹かれました。
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見学を終えて強く感じたのは、
「建築って本当に自由だな」と、先日見学した阿部 勤さんの言葉にあった​「正しく古いものは、永遠に新しい」ということ。

今の日本の住宅は、どうしても「間取り、間取り」で、壁と壁とで細かく空間を区切ることが当たり前になっています。
けれど、この展覧会で紹介されていた1920年代〜1970年代の住宅には、そうした発想がほとんど見られませんでした。

空間はもっとおおらかで、ひらかれていて、解放的。
「どう暮らしたいか」「どう在りたいか」といった思想を詰めた自由な建築がそこにはあった気がします。
​
図面や模型、原寸大の展示を通して、そうした建築家たちのまなざしや哲学が伝わってくる
そんな貴重な体験を与えてくれる展覧会でした。
リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s
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