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昨日は「新川の家」へ、空調の実測のためお邪魔させていただきました。 通り沿いに設けられたロックガーデン。 緑と石が程よく配置され、とても素敵な仕上がりになっていました。 昨日の桐生市は最高気温が39℃という猛烈な暑さ。 お客様が設置されたSwitchBotの温湿度計では、外気温が32.3℃を示していました。 外で少しお話をしてから室内へ入ると、とても涼しく快適でした。 早速、空調の実測を開始。 何度か測定を行い、空調シートと照らし合わせながら確認を進めました。 体感とデータを合わせてみると、冷房はしっかり効いているものの、やや除湿量が足りていない印象でした。 そのため、除湿性能を高めるためのいくつかの方法をご提案させていただきました。 うまく改善につながれば嬉しく思います。 暑い中ご対応いただき、また貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 この度、日本エコハウス大賞ノミネート10作品に「塩谷の家」を選出していただきました。 日本エコハウス大賞は、専門誌「建築知識ビルダーズ」が主催する、脱炭素社会の実現に貢献する、性能とデザイン性に優れた住宅を評価する設計実例コンテストです。 連絡をいただいた時は、驚きとともに、喜びで胸がいっぱいになりました。 このような素晴らしい機会をくださったお施主様に、心より感謝申し上げます。 また、審査員の先生方には、遅くまでご審査いただき誠にありがとうございました。 そして、多くの方々からお祝いのお言葉をいただき、本当にありがとうございます。 9月19日に行われる最終審査会では、オンラインにてプレゼンテーションをさせていただきます。 今から緊張しておりますが、精一杯頑張ります。 8月27日発売の『建築知識ビルダーズVol.62』に、ノミネート作品が掲載されます。
西国分の家 外回りの色決め打ち合わせを行いました。 工事が始まると、最初に使用されるのが屋根材です。 屋根の色は、外壁や木部とのバランス、そして周辺環境への配慮も含めて、慎重に検討する必要があります。 また、納期のかかる部材については、早めの色決定と発注が求められるため、外回りについては一通りまとめて検討を進めました。 この日はうっすらと雲のかかる天気でしたが、かえって自然光のもとでの色味が分かりやすく、とても良いタイミングでの打ち合わせとなりました。 ありがとうございました。 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 仕上がりのイメージにつきましては、アーキトレンドV-styleを用いて、外観パースを随時ご確認いただきながら設計を進めております。
外壁の板材については、実際に現場で使用したウッドロングエコを塗布した板の写真をもとにマテリアルを作成しており、よりリアルな質感表現が可能になっています。 完成後の姿を具体的にイメージしやすく、提案ツールとしてとても重宝しております。 昨日は郡山市にて、住まいるLab. 主催の勉強会に参加してきました。 講師は、株式会社金内勝彦設計工房の早坂さん。 早坂さんは、設計・申請業務に加え、地盤解析や構造計算、さらに第三者としての現場品質監理も行っておられます。 今回の勉強会では、今年4月に改正された建築基準法について、施行から3か月が経過した現在の審査状況を踏まえたお話をしてくださいました。 特に、法改正によって顕在化してきた「設計者・監理者の責任」についてのお話が印象的でした。 法律文には、「設計者の判断」や「構造計算によって安全を確認」といった文言が随所に見られます。これらを読み解くと、適切な設計を行うためには、やはり構造計算が不可欠であるという結論にいたります。 また、法改正により明記された「鉄筋のフック」に関しても、「審査はしない」というだけで、「省略してよい」という意味ではありません。
設計者が構造計算を行い、その上で安全性を確認したうえで、省略の判断をする必要があるという、重い責任が伴います。 セミナーでは、実務における質疑応答や、実際の現場で起こっている具体的な事例を、豊富な画像とともにご紹介いただきました。 建築士としての責任の重さを、改めて実感する機会ともなりました。 また、見落としがちなポイントにも多く気づかされ、大変有意義で、実務に直結する学びの多い時間となりました。 ありがとうございました。 昨日、建築家・伊礼 智さんが手がけられた「下町の小さな家」を見学させていただきました。 25坪という床面積の中に、美しさ・機能性・心地よさが絶妙なバランスで詰め込まれており、居心地の良い空間が広がっていました。 開口部から望む豊かな緑が、室内にいながらも自然の気配を身近に感じさせてくれます。
天井に照明器具のないリビングは、配置されたスタンドライトたちが柔らかな光を灯し、夕刻には静かで穏やかな時間が流れていました。 各所に工夫された収納や、ゆとりを持たせた水まわりなど、生活のしやすさにしっかりと配慮された設計もとても魅力的でした。 とても素敵な時間を過ごさせていただき、心より感謝申し上げます。 伊礼先生、ご案内いただいた皆さま、貴重な機会をありがとうございました。 |
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10月 2025
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