先日は新住協 関東支部の研修会で、埼玉県比企郡鳩山町 鳩山ニュータウンで進捗中の(株)夢・建築工房(ゆめけん)さんの再販中古リノベ物件の現場見学とセミナーを受けて参りました。 新築住宅の価格が高騰する昨今、これからさらに増えるであろう中古住宅のリノベーション。 内装を一旦全てスケルトンにして、軸組や基礎など構造をしっかりと確認補強し、外装内装とも自然素材を多用して綺麗に仕上げる。 断熱等級7&上部構造を耐震等級3とし、長期優良住宅を取得しての販売。 これから60年住める ほぼ新築と言っても良い状況です。 また、高性能賃貸住宅アパートと、戸建ての高性能賃貸住宅の現場も拝見させていただきました。 断熱等級7で実際に無暖房で過ごされた方もいるとの事でして、とても賃貸とは思えない性能が盛り込まれた素晴らしい建物でした。 上記は、ゆめけんさんの打ち合わせ&見学用の建物 まさにお客様とのお打ち合わせ中に、ぞろぞろと30人近くがお邪魔させていただただきました。 ありがとうございました。 また、個人的にゆめけんさんの事務所と、その他の物件も拝見させていただきました。 岸野社長ありがとうございました。 セミナーでは、岸野社長より中古物件の見極め方法から、設計・施工方法や販売方法に至るまで、プロジェクト詳細と、ゆめけんさんの業務スケジュールから経営内容までもろもろご教示いただきました。 再販物件は新築と比べ、設計及び打ち合わせや仕様決めにかかる時間が、概ね1現場で100時間以上短縮されるとの事でメリットも多くあります。 概ね築45年位の分譲地 鳩山ニュータウン 鳩山町では国土交通省の都市再構築戦略事業を活用し、2015年度から都市再生整備計画に取り組んでいるようです。 民間企業として単に中古物件を再販するだけでなく、まち・地域活性を踏まえた住まいづくりを計画し、鳩山ニュータウンのプレゼンテーションを行うなど、とても素晴らしいプロジェクト内容でした。 鳩山ニュータウンの生活マップ 行政ではなく ゆめけんスタッフさんが作成! 実際にコミュニティでも使用されているようで とても素敵なパンフレットです。 鳩山町コミュニティ・マルシェ 行政と民間の複合施設として整備したコミュニティセンター(集会所、店舗、事務所で構成)の1階部分の旧物販ゾーン(旧西友リビング館)の再活用施設で、 施設の運営は民間事業者(設計事務所)が行っているとの事です。 コミュニティ・マルシェのランチ 日替わりで提供店もメニューも変わるようです。 この日はお野菜たっぷりの沖縄プレートでした。 地場農産品の販売もありとても素敵なスペースでした。 とても学びの多い研修でした。
ありがとうございました。 自立研関東ゼミ第2回『空調の基礎を極める講座(応用編)』に参加させていただきました。 講師は ミライの住宅 代表理事 森 こうすけ さん 6月の基礎講座の続きで 今回は空気線図と負荷計算シートを使った顕熱と潜熱の負荷計算をひたすら入力 空気線図の数値を読み間違えたり… 夏と冬の符号のプラスマイナスを間違えたりと… 普段はエクセルシートで入力しているため、ソフトウェアに頼りすぎてる事を実感… 建築家 宮脇檀さん著書の「目を養い手を練れ」という言葉が頭に浮かび 手を練る事の大切さを改めて痛感しました。 そして今回は会場のエアコンの測定をお手伝いさせていただきました。 室温 29℃ 相対湿度 48% 絶対湿度 12.2g/kgDA 比エンタルピー 60kJ/kgDA エアコン吹き出し 温度 12.3℃ 湿度 98.3% 絶対湿度 8.8g/kgDA 比エンタルピー 34.5kJ/kgDA 吹き出し口風量 0.85m x 0.09m x 風速3.3m/s x 3600s/h =909m3/h エンタルピー差 (60-34.5)=25.5kJ/kgDA ÷ 3 =8.5wh/m3 エアコン出力 909m3/h x 8.5wh/m3 =7726w 7726wの性能を発揮し 顕熱比(エアコンの温度を下げるの効率)66%で稼働 室内の絶対湿度12g/kg台は快適な湿度でした。 大人数がいてもしっかり除湿できるエアコンは頼もしいですね。 大変貴重な学びとなりました。
ありがとうございました。 8月8日、九州南部・日向灘を震源とするマグニチュード(M)7.1の地震が発生し、気象庁は初めて「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。 突然の「南海トラフ地震」というテレビ報道に、地震恐怖症の娘は青ざめ、耳を塞ぎ始めました。 大地震がいつ発生するのか、どのような状況になるのか、被害はどれほどか…知らずに怯えるよりは、大地震に対する知識と心構えを持ち、正しく恐れ、備える必要があると感じました。 京都大学名誉教授 鎌田浩毅 先生 以前テレビで南海トラフ地震に関する特集で、過去の大地震から未来を読み解き、南海トラフ地震の発生時期について提言していました。
南海トラフ地震とは 南海トラフの海域で起こる東海地震・東南海地震・南海地震を指し、これらは90~150年の周期で発生しています。 さらに、3回に1回は東海地震、南海地震、東南海地震が一度に発生する「連動型地震」が起こるとされています。そして、次に南海トラフ沿いで発生する巨大地震は、この「連動型地震」に該当すると予想されています。 次の巨大地震は2035年±5年 高知県室戸岬の北西にある室津港の地盤隆起と沈降のデータを解析した結果、1946年から等速度で地面が沈降していると仮定すると、地盤がゼロに戻る時期が2035年になるとされています。 鎌田先生のわかり易い解説動画等のリングです 参考にしていただき、正しく恐れそして、備えていきたいと思います。 鎌田先生の本を元にした要約動画 地震についてのメカニズムがわかり易いです 富士山噴火と地震の関係、被害と対策 常滑市公式チャンネル 【防災講演会】京都大学名誉教授 鎌田浩毅 先生 「南海トラフ巨大地震に対する知識と心がまえ-「地学」を学んで賢く生き延びる」 日本建築防災協会
誰でもできる わが家の耐震診断 塩谷の家 珪藻土塗りが進んでます。 KEISOUDO-PLASTER 自然素材の珪藻土・ゼオライト・シラス・漆喰・等々がバランス良くブレンドされ、室内の空気環境を清浄化します。 ホワイトのCOTTONはマットで綺麗な仕上がりです。 keisoudoはペースト状に練られ水分が蒸発して乾燥します。 施工中は練り混ぜの水分が空気中に放出されるので室内の湿度が増します。 連日暑い中での作業に感謝いたします。
ありがとうございます。 新川の家
基礎が完成しました。 床下エアコンを考慮し、内部の立上りが極力少なくなるように許容応力度による耐震等級3の構造計算を行いました。 基礎断熱材には、防蟻性能のあるビーズ法ポリスチレンフォーム保温板(EPS)「パフォームガード」100mmを使用しています。 しっかりと養生期間を取り、上棟へ向けて進んでいきます。 群馬県吹奏楽コンクール 中学校の部が行われました。 娘の所属する吹奏楽部では、3年生の先輩たち最後のコンクール 結果は銀賞で、目標の金賞にはあと少し届きませんでしたが、この一年半聞いてきた中でも、とても素晴らしい演奏でした。 コンクール会場は 群馬音楽センター アントニン・レーモンド設計 1961年竣工の群馬を代表する建築のひとつ すばらしい会場で演奏が聴けて何よりでした。 午前中のホール内の温湿度
客席の入りは1/3程度 とても快適な空気感でした。 絶対湿度が13g/㎏未満になると快適に感じます。 |
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9月 2024
㈱POTOS DESIGN OFFICE
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