新川の家 ホウ酸を使用した防蟻・防腐処理を行いました。 ホウ酸は、土壌や海水、温泉、さらには目薬にも含まれる自然鉱物です。 この物質は、人間やペットなどの哺乳類、植物にも微量ながら必要な元素の一つであり、万が一摂取しすぎた場合でも、体外に排出されるため重篤な副作用のリスクが低いという特徴があります。 一方で、腎臓を持たないシロアリやゴキブリなどの昆虫には過剰に摂取されることで、細胞のエネルギー代謝が阻害され、餓死に至ることが分かっています。 この特性を利用して、ホウ酸は安全でありながら効果的な防蟻処理が可能です。 ホウ酸の長期的な防蟻性能 一般的な合成薬剤では、5年程度で効果が薄れることが多いですが、ホウ酸は鉱物由来のため、水で流れない限り、恒常的に効果を発揮し続けます。これにより、長期にわたって防蟻効果が期待できます。 また、ホウ酸は透明無臭で空気中に揮発しないため、床下エアコンとの相性も良く、シックハウス症候群の原因ともならない、人と環境に優しい素材です。自然素材でありながら、強力な防蟻性能を持っている点が非常に魅力的です。 基本は地盤面より1mまでの軸組
浴室周りは梁桁まで行います。 塩谷の家 セントラル浄水器が設置されました 全館浄水器ビューター セントラル浄水とは、家庭全体の水道水を一括して浄化するシステムです。 通常の浄水器はキッチンの蛇口などに取り付けて使用しますが、セントラル浄水は家の水道の元栓に設置するため、家中どこでも浄水を利用できる点が特徴です。 家中のすべての蛇口から出る水を一括して浄化するため、料理や飲み水だけでなく、洗顔やお風呂、洗濯など、あらゆる場面で安心して使える水を提供します。 私もセントラル浄水を使用していますが、以下のような効果を実感しています。
また、カートリッジの価格も手頃で、キッチンの浄水器と比較して数千円高い程度。 交換頻度も一年に一回で済むため、メンテナンスが楽です。 浄水器と合わせてファインバブルも採用いただきました。 「ファインバブル」とは、非常に小さな気泡を水中に生成する技術で、直径1ミクロン(1/1000ミリメートル)以下の微細な気泡を指し、これにより水の中でさまざまな効果が得られます。 主な機能としては、以下の点が挙げられます。
内部を見ると、このような構造になっています。 洗濯機などに設置されているものは、これと同じ構造で、サイズも小さく一つ穴のタイプのようです。 屋外の給水道配管部分に設置 あとからでも埋設設置が可能となります。 セントラル浄水を設置することで、さまざまな器具の選択肢が広がり、家のどこでも浄水が使用できるため、新築のお客様には特にお勧めしています。 リンク: セントラル浄水システム「ビューター」
リンク: ファインバブル 塩谷の家 ウッドデッキが設置されました。 引き込み戸から外へと繋がる中間領域 心地が良いですね。 デッキの一部に凹凸をつけて、エアコン室外機の存在を適度に隠すようにレイアウト 高い部分の上部は取り外し式に
画像の開口部分の中には生ごみ処理機が設置されます。 昨日、赤堀芸術文化プラザで中学校吹奏楽部の定期演奏会が開催されました。
3年生にとっては、最後の演奏会となり、先輩方と一緒に演奏できる最後の機会でもあり、感動的な演奏会となりました。 前半はコンクールの課題曲を含むクラシック音楽が5曲披露され、後半ではディズニーやアイドルの楽曲が演奏されました。さらに、笑いを誘うお笑い司会やアイドルダンスもあり、涙と笑いが入り混じる多彩なステージが繰り広げられました。 在校生から感謝の気持ちを込めた演奏や、3年生だけによる感謝の演奏、そして最後の演奏では、涙が止まらないほど感動的な場面が続きました。 来年は娘が3年生となり演奏する番ですが、今回の演奏会があまりにも感動的だったため、来年は嗚咽をこらえて聞くことができるか、今から心配です。 新川の家 屋根のSGL鋼板(次世代ガルバリウム鋼板)葺きが行われました。 屋根材の裏面にビブレスルーフシート(屋根用防振材)を設置 雨音を大きく軽減します。 以前アップしたビブレスルーフシートの振動音低減確認した動画です。 色はブラック 綺麗に葺き上がってます。 切妻屋根の棟部分の処理 屋根の頂上は換気のため3センチほど開口します。 屋根材端部を立ち上げ、ケミカル面戸で防水処理を行います。 下から覗くと棟部分に全面開口されてます。 屋根頂上に穴が開いていると不安感じるかもしれませんが、実はこれが屋根断熱にとって重要な役割を果たしています。 しっかりと防水処理を行い、屋根裏の暑い空気を廃熱します。 換気棟の施工 防水通気材のリッヂベンツを使用 リッヂベンツはハニカム構造の表面張力で防水するとありますが、今回は緩勾配なのでリッヂベンツの頂上部分をカットして屋根開口上部にリッヂベンツの通気部分が無いようにしていただきました。 リッヂベンツの上に透湿防水シートを張り 棟カバーを設置して完成です。 屋根全面通しでの換気棟です。 見た目も薄く
とても綺麗に仕上がりました。 ありがとうございます。 塩谷の家 オープンハウスを無事に開催いたしました。 現在お住まいづくりを進めているお客様や、見学を希望された建築関係の方々にご来場いただきました。 開催にご協力いただいたお施主様、そしてお越しいただいた皆様に心より感謝申し上げます。 たくさんのご要望やこだわりを反映し、素材や仕様にも工夫を凝らした結果、とても素晴らしい仕上がりになりました。
木材や塗り壁の温かみのある質感、そして自然素材が醸し出す心地よい空気感は、訪れた皆様にもご好評いただきま した。 蒸し暑い二日間でしたが、屋内は静かで涼しく、快適な空間をご体感いただけたことと思います。 誠にありがとうございました。 新川の家では、耐力壁としてハイベストウッドを採用し、許容応力度計算に基づいて、壁倍率4倍と2.5倍の壁や筋交いを併用してバランスよく配置しました。 このように壁の強度を調整することで、建物全体の耐震性能が高められています。 ハイベストウッドは、以下のような優れた特性を持っています。 透湿性能が非常に高い ハイベストウッドは湿気を通しやすく、壁内の結露を防ぐ効果があります。これにより、建物全体の耐久性が向上します。 壁倍率4倍の耐力壁が得られる 通常、木造軸組工法では2.5倍の耐力壁が一般的ですが、直張り(大壁)工法で釘の太さや間隔を調整することで、壁倍率4倍の耐力壁を実現しています。これにより、通常よりも少ない枚数で強度の高い耐力壁を設置でき、室内空間の有効活用が可能です。また、開口部(窓やドア)の設置自由度が高くなる点も大きなメリットです。 せん断強さが構造用合板の約2倍 建物にかかる横方向の力に対する強さが、構造用合板よりも大幅に優れています。地震や台風などの外力に対する強度が高いのが特徴です。 釘接合強度が高く、割れにくい 釘を打つ際の接合強度が高く、割れにくいため、施工時にも安心して使用できます。 防腐・防蟻性能が合板に比べて高い 湿気やシロアリによるダメージに対する耐性が高く、長期間にわたり建物を守る性能を発揮します。 軽量で施工がしやすい 軽さも魅力の一つで、施工時の取り扱いが容易であり、作業効率が向上します。 南側には大開口を設け、広々とした空間を作り出しました。
特に冬の季節には日差しがたっぷりと入り、暖かく居心地の良い住空間が期待できます。 この大開口は、壁のバランスを計算しながら、建物の強度を確保しつつ実現しています。 新川の家 昨日は上棟でした。 朝から蒸し暑いですが、天候に恵まれて工事スタート 梁が3方差しとなる長い柱は接合金物を用いたハイブリッド架構としました。 登り梁の連続した架構 力強いフレームが綺麗です。 貴重な抜けのある場所 うまく切り取とれるか楽しみです。 梁が組めたところで空撮 許容応力度計算で何度もホームズ君で確認した架構がそのまま形になり、一人で満足してます。 軸組みの垂直を確認 下げ振りの重さを倍にした事で作業効率が上がりました。 屋根垂木の設置 垂木高さ90㎜ 後に屋根の通気層となる空間です。 垂木の間から垣間見える青空がなんとも綺麗です。 垂木が取りつき軸組の完成 綺麗なフォルムです 14時頃の温度 温度36.2℃、相対湿度56%、絶対湿度21.35g/kgDA、比エンタルピーは91.41kJ/kgと蒸し暑い… 温度計は最高38℃を記録してました。 屋根合板張り 垂木間隔を303㎜として釘を細かく打ち込み水平剛性を高めます。 定規を用いての釘打ち間隔をしっかりと確認します。 屋根野地合板の完成 無事に上棟となりました。 おめでとうございます! 大工さんチームも暑い中ありがとうございました。 夕方に板金業者さんがルーフィング施工に来てくださいました。
ありがとうございました。 塩谷の家 気密測定を行いました。 結果は、C値=0.2cm²/m²。 とても良い結果が得られました。 C値(相当隙間面積)とは、家の延床面積に対する「隙間面積」の割合を示す数値です。床面積1㎡あたりに何㎠の隙間があるかを表す指標となります。
塩谷の家は Ua値=0.26W/(m²‣K)、断熱等級7 C値=0.2cm²/m²の高気密高断熱住宅となります。 これは、各協力業者の皆さんのご尽力のおかげです。 ありがとうございました。 住まいるlab.主催 「ネオマの家」視察研修に参加させていただきました。 断熱材「ネオマフォーム」の製造・販売を行っている旭化成建材が、建築や環境、生活者の視点から住居空間やライフスタイルを研究し、その結果を結集して建築した体験棟と展示棟からなる「ネオマワールド 快適空間ラボラトリー」。 まず「展示棟」では旭化成建材株式会社の歴史や断熱事業のこれまでの取り組み、ネオマフォームを使用した防火認定や施工方法などを詳しくご説明いただきました。 また、断熱材やその他の建材の実サンプルに熱を加える実験や、熱交換換気システムの温度変化をサーモカメラで可視化する体験など、非常に興味深く、学びの多い内容でした。 体感棟「ネオマの家」は、断熱材「ネオマフォーム」をふんだんに使用し、UA値0.20W/(m²・K)、C値0.27cm²/m²という高断熱住宅。 床下エアコンや小屋裏の空調方法などを実際に見学しながら体感できす。 小屋裏から冷気を落とす仕組み、空気の流れのイメージ、24時間換気のSAの切り替えなど、とても参考になりました。 屋外の温度は34℃、相対湿度50%で、暑いものの湿度が高くないため、それほど不快ではありませんでした。 体験棟「ネオマの家」内の温度計では、温度26.5℃、相対湿度55%程度とのことでした。
携帯温度計では温度29℃、相対湿度51%、絶対湿度12.8g/kgDA 建物内は非常に心地よい空間でした。 とても学びの多い研修でした。 ありがとうございました。 塩谷の家 完成の向けてラストスパートです。 引き渡し前のクリーニングが行われ、今まで養生で覆われていた部分が外れました。 仕上げの各パーツがようやく顔をそろえ、きれいに仕上がっています。 完成検査も無事に終了し、あとは最終的な各種調整を残すのみです。 ウッドデッキの塗装も行われました。 屋久杉のデッキ材を使用し、仕上げにはウッドロングエコが施されています。 エアコンの試運転も開始しました。
ケストレルは電源がオフの状態でもデータを取得できる機能を備えており、9月6日の猛暑から4日間にわたってデータログを取得。 各種器具の実測を進めます。 住まいるLab.群馬支部開催企画セミナー 東日本大震災から野甫半島地震を経験して、家の傾きを直す沈下修正「構造から直す本気の住宅再生」に参加せていただきました。 講師は、曳家岡本の岡本直也さん 曳家とは、建物をそのままの姿で傷つけずに移動する技術のことです。 岡本親方は、この曳家の技術を駆使して、家の傾きの修正、家揚げ、嵩上げといった沈下修正工事のエキスパートです。現在は、新潟市での液状化による沈下修正工事を連続して施工されています。 岡本親方が新潟市での工事中、近隣で行われている他社の沈下修正工事の方法を目にし、工事の危険性やいい加減さに憤りを感じたそうです。そして、本質的に良い工事を行いたいという熱い職人気質が強く伝わってきました。 今回のセミナーを通して、沈下修正に関わる設計者や監理者としての責任や、知識向上の必要性を痛感しました。
私たち設計者は、新築を設計する際に、地盤の知識をしっかりと身につけ、上層構造もあわせ慎重に検討することで、このような沈下修正に依存しない強い建物を提供することが求められます。 とても心に響く素敵な学びの機会でした。 ありがとうございました。 新川の家 木工事が始まりました。 まずは土台の設置からスタートです。 土台と大引きには群馬県産の桧を使用しています。 現場には桧の良い香りが漂い、とても心地よいです。 土台の裏面にはホウ酸処理を施しながら設置を進めています。 連日激しい夕立が続いているため、床合板を張らずに上棟を進めることにしました。
お手数ですが、よろしくお願いいたします。 塩谷の家 仕上げ工事が進んでます。 リビングのオーク框戸 アンティークガラスが入り 素敵に仕上がりました。 お施主様も棚板のきぬか塗にご参加いただき、完成に向けてもう一息です。 ありがとうございます。 各種器具類も付き、仕上がってきます。 床下エアコンの設置 階段家具の下部を利用してすっきり綺麗に納めました。 Miele洗濯機と乾燥機が設置されました。 工事開始前からご購入され、準備されていた機器。 大変おまたせしましたがようやく設置となりました。 TESLA Powerwall
13.5kWの蓄電池 災害時に停電が発生しても、太陽光発電システムとの提携によって普段のように電気を使って家電製品を動かすことができます。 さらに、大容量の特徴を生かし、ライフスタイルに合わせて電気代を賢く節約できます。 素晴らしい設備がたくさん設置されました。 ありがとうございます。 |
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