全国から260名以上の会員が集まり、講演、会員発表、メーカー展示、そして見学ツアーと、とても濃密で学びの多い時間となりました。
年々気温が上昇しており、地域によっては2023年や2024年の方が2025年よりも暑かったというデータが紹介されました。
猛暑の中心となる7〜8月だけでなく、春〜秋にも気温上昇が続いており、
さらに夜間の気温低下も遅く、21時以降でも28℃を下回らない「暑い夜」が西日本を中心に増えているとのことです。
夏を快適に過ごすためには「24時間全室冷房が最も効果的」としつつも、
冷涼な地域では夜間通風で過ごせる日も多く、地域ごとに最適な設計と運用の工夫が必要と強調されました。
日射遮蔽や通風計画など、夏涼しい家の設計手法を改めて見直すことの重要性を改めて感じました。
これからますます必要とされるリノベーションのポイントが具体的に詰め込まれており、とても実践的な内容でした。特に印象に残ったのは、2階建てを平屋建てにすることで構造上、申請上の大きなメリットが生まれるという点です。
これまで意識していなかった視点でしたが、今後の提案や計画に活かせる大きなヒントをいただきました。
特に、新たな部屋間の界壁や界床の仕様については、普段あまり触れる機会の少ない情報で、とても参考になりました。何より、毎回のように技術やノウハウを惜しみなく共有してくださる姿勢には本当に感銘を受けます。
私自身も、今後は高性能賃貸住宅という領域に取り組み、地域に求められる新しい住まいの形を提案していきたいと強く感じました。
今後の新住協をリードしていく強い意気込みを感じさせるもので、これからの取り組みに大いに期待しています。
新たな体制のもとで、新住協の活動がさらに発展していくことを楽しみにしております。
特に、鎌田先生と久保田さんの 漫才のような 掛け合いが印象的で、会場全体が温かい雰囲気に包まれていました。
学びだけでなく交流の面でも大変有意義な懇親会で、改めて参加できたことに感謝いたします。
関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
まず訪れたのは、アグリトライさんのセミオーダー住宅「手まりの家」
土地建物販売型の高性能分譲住宅で、設計と性能のバランスがとてもよく考えられていました。
外部にはACQ・K4処理による腐食しないウッドデッキを採用し、長期耐久性への配慮も印象的。
さらにエアコンのドレイン排水処理など、細部まで工夫が行き届いていました。
設計の工夫が随所に詰まった、とても素敵で参考になる住宅でした。
付加断熱によるQ1.0仕様で、外張り断熱材の固定にはKMブラケットを使用。
ブラケットは断熱材180mmにも対応できる製品とのことで、高性能住宅における納まりの工夫として大変参考になりました。
ノンケミカル・ゼロ酸素の熱処理木材で、カビや腐食の心配がなく、腐らない耐久性と反り・曲がりのない寸法安定性を実現しているそうです。含水率はわずか3%以下とのことで、その高い品質と美しさが印象的でした。
とても魅力的な素材と構法で構成された建物で、今後の設計にも大いに参考になりました。
信州の伝統食「おやき」の老舗が新たに展開した工場兼カフェ・直売所で、地域の風土と歴史を感じさせる建築でした。
建設残土や県産材を活用し、大地とのつながりを意識した有機的な形態が印象的で、
ウッドデザイン賞2023や長野市景観賞を受賞している素晴らしい建築でした。
木製のガラスカーテンウォールによる大胆で開放的なデザインがとても斬新でした。
全国の会員の皆さまとも交流することができ、とても貴重で充実した時間でした。
また、運営・企画をしてくださった長野支部の皆さまには、心より感謝申し上げます。
この二日間を通して得た学びを、今後の設計活動にしっかりと生かしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
