ファッションタウン桐生推進協議会主催の
後藤織物 総合調査報告会に参加してきました。
後藤織物 総合調査報告会に参加してきました。
群馬県桐生市にある後藤織物は、明治3年(1870年)創業の機屋(はたや)で、染色から製織までを行う一貫生産の仕組みを今なお残す、全国的にも貴重な産業遺産です。
現在は国登録有形文化財、日本遺産、ぐんま絹遺産、近代化産業遺産にも指定されています。
現在は国登録有形文化財、日本遺産、ぐんま絹遺産、近代化産業遺産にも指定されています。
今回の報告会では、桐生伝建修習の会の皆さんが4年がかりで行った実測調査の成果について、建物ごとに発表が行われました。
建物の構造や増改築の痕跡などを丁寧に読み解きながら、それぞれの建物が歩んできた歴史や当時の使われ方、時代ごとの変化が明らかになっていく、とても興味深い内容でした。
建物の構造や増改築の痕跡などを丁寧に読み解きながら、それぞれの建物が歩んできた歴史や当時の使われ方、時代ごとの変化が明らかになっていく、とても興味深い内容でした。
織物工場といえば、やはり特徴的なのがノコギリ屋根です。
電気が十分ではなかった時代、北側から安定した自然光を取り込む先人の知恵として設けられたノースライトから、やわらかな光が工場内に降り注ぎます。
電気が十分ではなかった時代、北側から安定した自然光を取り込む先人の知恵として設けられたノースライトから、やわらかな光が工場内に降り注ぎます。
本日は薄曇りの日でしたが、会場となった工場内も十分な明るさが確保されており、とてもやさしく柔らかな光に包まれていました。
敷地内には工場群だけでなく、もともと住居として使われていた主屋や奥座敷、糸を染めていた釜屋なども残されており、実際にこちらで過ごされていた後藤さんご本人に解説をいただきながら、当時の暮らしや仕事についてさまざまなお話を伺うことができました。
個人的に気になったのは、外壁の下見板の状態でした。
戦後の増築部分で75〜80年ほど経過している建物とのことですが、特に風雨が直接当たる部分では板の劣化が進み、断面が薄くなっている箇所も多く見受けられました。
長い年月の中で雨や日射を受け続けてきた痕跡が、そのまま建物の歴史として刻まれているようにも感じました。
戦後の増築部分で75〜80年ほど経過している建物とのことですが、特に風雨が直接当たる部分では板の劣化が進み、断面が薄くなっている箇所も多く見受けられました。
長い年月の中で雨や日射を受け続けてきた痕跡が、そのまま建物の歴史として刻まれているようにも感じました。
ダイナミックなトラスとノースライトが生み出す空間。
こうした伝統的な建物が今なお現存し、現代においても十分に魅力を感じられることに改めて感動しました。
これからどのように活用され、未来へ受け継がれていくのか楽しみです。
こうした伝統的な建物が今なお現存し、現代においても十分に魅力を感じられることに改めて感動しました。
これからどのように活用され、未来へ受け継がれていくのか楽しみです。
貴重な機会いただき誠にありがとうございました。