自立研関東ゼミ第1回「空調の基礎を極める講座(基礎編)」に参加しました。
講師は、「ミライの住宅」代表理事の森こうすけさんです。
今年も“基礎の基礎編”ということで、空気線図へのプロット作業を数多く行いながら、温熱環境や空調の基礎について改めて学ぶことができました。過去に受講した空調講座の復習にもなり、とても有意義な時間となりました。

講義では、東京の2025年平均気象データとフランス・ボルドーの気象データを空気線図にプロットしながら、快適域について考察しました。
日本では5月や10月の中間期は比較的快適に感じられる時期ですが、比エンタルピー(空気の持つ熱エネルギー)で確認すると、おおむね45kJ/kg(DA)付近に位置しています。
個人的な感覚としても、比エンタルピーが35〜55kJ/kg(DA)程度の範囲では快適に感じることが多く、60kJ/kg(DA)を超えてくるとエアコンをつけたくなるような蒸し暑さを感じます。

また、講義の中では「エアコン2027年問題」についても触れられました。
一般的には、省エネ性能の向上に伴う機器価格の上昇が主な課題として語られることが多いですが、各メーカーで開発が進められている再熱除湿機能などについては、従来と同様の性能や使い勝手を維持することが難しくなる可能性があるとのお話がありました。

懇親会では、現在の建築業界を取り巻く材料不足の話から、これからの住まいづくりをどのような考え方や方針で進めていくべきかといった話題まで、さまざまな建築談義に花が咲き、とても楽しい時間を過ごすことができました。
こうして定期的に情報交換ができる機会は本当にありがたく、大変有意義な時間となりました。

とても学びの多い一日となりました。運営いただいた皆さま、森さん、参加された皆さま、ありがとうございました。