ジャパン・スネークセンターで3日間限定で公開された 幻の蛇 シロマダラ を見てきました。

群馬県太田市藪塚町にあるジャパン・スネークセンターは、私が子どもの頃から「藪塚ヘビセンター」として名が通っていた施設です。昔はマムシの蒲焼きや生き血の提供もしていたようです。隣町の桐生に住んでいながら、これまで一度も訪れたことがなく、今回初めて足を運んでみました。

園内には年季の入った建物が並び、なかなかの雰囲気があります。
木々に囲まれた道を通り抜け、お目当てのシロマダラの展示へ向かいました。

シロマダラは夜行性で人目に触れにくく、「幻の蛇」と呼ばれているそうです。
今回公開されたのは、生まれつき遺伝的な要因で黒い色素(メラニン)を作れないアルビノの個体で、研究所の調べでは16年ぶりの発見とのこと。


実物は、写真から想像していたよりもずっと小さく、ミミズのように細い蛇でした。

施設内には、キングコブラをはじめ、アナコンダや白変種の蛇など、数多くの蛇が飼育・展示されています。
巨大な蛇や毒蛇の迫力に加え、白い体や黄色と黒の模様など、姿もさまざまで、なかなか見応えがありました。

また資料館には多くの標本や剥製のほか、ヘビの生態を詳しく紹介する資料も展示されています。
普段は見られない蛇の体のつくりを見ることができ、こちらも興味深い内容でした。

蛇のほかには、ケヅメリクガメや、前橋で捕獲されたというワニガメの展示もありました。

ワニガメは口を開けたまま動かず、まるで剥製のように見えますが、ちゃんと生きているそうです。
ごつごつした甲羅と大きな口には迫力があり、思わずじっと見入ってしまいました。

ジャパン・スネークセンターは、一般財団法人 日本蛇族学術研究所が運営するヘビの研究・展示施設でもあり、ヘビの飼育・展示や毒蛇の採毒実演だけでなく、日本で唯一、ヤマカガシの毒に対する血清を製造・備蓄している医療的にも重要な施設とのことです。
また、全国のヘビ咬傷事故に対する「毒へび110番」という相談窓口も運営しています。

今回初めて訪れてみて、子どもの頃から名前を知っていても、まだ行ったことのない場所が身近にたくさんあることを、改めて感じました。

近くに住んでいるからこそ、いつでも行けると思って、そのままになっていたのかもしれません。
これからは近場にも目を向けて、いろいろ散策してみたいなと思いました。