西国分の家 構造計算が概ねまとまりました。 大屋根の平屋で床下収納とロフトのあるスキップフロアプランとなります。 構造計算ソフト「ホームズ君」では平屋のスキップフロアには対応しておらず、2階建てとして検討しました。 1階に対して2階が小さい場合や、大屋根のプランでは、2階に多くの地震力がかかり、屋根の強い水平構面と壁量が必要となります。 また、スキップフロアプランでは高さの違うゾーンごとの偏心率や壁量等の検討も必要なため、最後は慎重に少しずつ修正を加える必要があり、スキップフロアのバランスを取るために、いろいろ試行錯誤しながら調整を行いました。 大屋根プランや、登り梁での耐力壁の高さが変わる計算、スキップフロアなどは、建築基準法上の壁量計算や品確法の計算では対応できず、許容応力度計算しか正しく計算することができないとされています。
プランを進めながら、水平構面や壁の強さのバランスを整えて配置を調整したり、基礎配筋の本数を考慮した基礎プランを検討したりと、意匠設計と並行して検討を進めないと手戻りが多くなるため、木造住宅の構造計算の内製化は必須であると感じます。 西国分の家 地盤調査を行いました。 SWS試験(スクリューウエイト貫入試験)は、建築物の基礎設計に必要な地盤の強度や支持力を調査するための試験方法の一つです。 戸建て住宅や小規模建築物の地盤調査として広く採用されています。 SWS試験では、先端にスクリュー(ねじ状の羽根)が付いたロッド(鉄棒)を地面に垂直に立て、 25kg・50kg・75kg・100kgの荷重のみで沈下(自沈)するかを確認し、次にスクリューを25cm貫入させるために必要な回転数を測定します。 回転数が多いほど地盤が硬いことを示し、荷重のみで貫入する場合は軟弱地盤の可能性が高くなります。 翌日には結果が出まして、良好な地盤であることが確認できました。
ありがとうございました。 西国分の家
地縄張りを行いました。 「地縄」とは、縄やロープなどを用いて、建物の位置を地面に示すことです。 地縄張りの目的は、設計図上の建物の位置が敷地内で適切かを確認することです。 隣地境界や道路との関係を見ながら、問題がないかチェックします。 「地縄マジック」という言葉があります。 これは、地縄を張った状態で建物の大きさを見ると、実際よりも小さく感じる現象のことを指します。 人間の視覚には、平面よりも奥行きのある空間を広く感じる特性があるようです。 そのため、壁や天井のない地縄の状態では、周囲の広い敷地と比較することで、建物が小さく感じるようです。 今回は平屋計画ということもあり、地縄の状態でもとても広く感じました。 西国分の家
ファーストプレゼンテーションでした。 大変お時間をいただいてしまいましたが、 周辺環境とご要望を取り込み、 基本性能を確認しながらプランさせていただきました。 まずはお住まいの方向性が見いだせたらと存じます。 建築費用が高騰している昨今、ご希望と建築価格の狭間でしっかりと検討して参ります。 よろしくお願いいたします。 キッチンハウスショールームへ キッチンの見学及びレイアウト確認に伺いました GRAFTECTキッチンは 2月から新しくなり 色の組み合わせが出来るようになったとの事です また薄型天板が選べるようになりました (上画像はセミオーダーキッチン) 細かな部分まで説明をいただきました
実物を見ますと良さが伝わりますね ありがとうございました 西国分の家 敷地確認と測量でお伺いさせていただきました。 除外申請の許可が予定を過ぎても下りず難航しているとのことですが、農地転用許可に向けて動き出し始めます。 土地所有者であるオーナーご夫婦のお父様が、
宅地にするために敷地の一部に何本も植えてあった樹木を整えられたとの事です。 そのなかで残されたモミジの木 出来るだけ活かせるように検討したい思います。 |
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4月 2025
㈱POTOS DESIGN OFFICE
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