0 コメント
井野町の家 造作階段が組み上がりました。 基材はラワンランバーコア 右側のアーチの内部は書斎スペースとなります。 中央部分は収納で後ほど扉が付いて完成となります。 加工図とイメージ画像を元に
誤差なくピタリと組み上がりました。 まさに匠の技ですね。 井野町の家 内部木工事が進んでます。 床のフローリング張り 自然系OILで着色済みのパイン無垢フローリング 色味も質感も良いですね。 床下エアコンの吹き出しガラリ 板の割込みに合せ綺麗に配置されます。 天井の板張り フローリング材を天井に張ります。 床と天井の材種と色が合い 統一感が出ます。 リビング吹抜けの天井は 同じ塗料で仕上げたパイン板 板と板をスノコ状に配置し その隙間から小屋裏エアコンの冷気を 下に落とす仕組みとなります。 井野町の家 外壁塗り壁の仕上げ 木造外張り断熱システム ホルツサーモ 仕上げ材 stoロータサン 数日前に何種類か仕上げパターンを確認していただき 最終確認を経て塗り壁スタートです。 きれいなグリーンのカラー 仕上がりが楽しみです。 井野町の家 建物の外観が出来上がってきました。 メインの外壁は外張り断熱材に直接施す塗り壁 EPS断熱材(ビーズ法ポリスチレンフォーム) 厚さは50㎜ 充填断熱材のセルローズファイバーと合わせ 外張り断熱と充填断熱のダブル断熱となります。 建物の断熱性能は HEAT20 G2の基準0.46を超える 外皮平均熱貫流率(Ua値) 0.33w/㎡・K QPEXにてQ値を確認 熱損失係数 Q値は1.03w/㎡・Kで 新住協のQ=1.0(キューワン)住宅 Level-2 h28省エネ基準住宅の約1/5位の低燃費住宅となります。 井野町の家 吹抜けの天井板 外壁下地の赤松胴縁の綺麗な部分を使用し スノコ張りとします。 天井の割込みとスリットの巾を確認 内部の床材などと合わせ オイル仕上げ いい感じです。 子供室ではラワンベニヤの天井が張られました 良い雰囲気です。 井野町の家 充填断熱材のセルローズファイバーが施工されました。 屋根面は270㎜ 垂木の高さで通気をとっております。 セルローズファイバーのメリットは 断熱性能 充填構法で隙間が少ない リサイクル製品の為エコロジー資源 湿気を吸う調質性 吸音性が高いので外の音を防音 高い防火性能で火災に強い ホウ酸によるシロアリやゴキブリなどの害虫予防 防カビ性 などあります。 外部では天井板張りが進んでいます。 軒先の先端には防虫通気材を入れて 屋根の通気を取ります。 目立たないようにスッキリと しっかりと耐久性能を確保します。 井野町の家
制震ダンバーが付きました 制震装置 evoltz evoltzのダンパーは自動車のダンパーで有名なビルシュタイン製 テクニカルブレース部分は、自動車のマフラーで有名な藤壺技研工業製との事 制震装置は各種ありますが 筋交いのような壁倍率(耐力)を持ち ある程度力が加えられ、揺れが大きくなった時に効き始めるものが多いようですが evoltzは地震エネルギーを吸収する事に特化しており 小さな振動から瞬時に効果を発揮するようです。 制震ダンパーは地震力を軽減する性能がありますが 設置するだけで建物が地震に強くなる訳ではありません。 耐震性能がない建物にダンパーをつけても 自動車の運転時にシートベルトをしないでエアバックの効果に期待しているのと同じで あまり効果がありません。 建物をしっかりと構造計算を行い耐震等級3を確保して 建物自体で地震に耐える性能を有する事 プラスαで制震装置で建物への衝撃を吸収し衝撃を軽減させる 耐震 + 制震 の考え方が大切です。 制震装置evoltz HP https://www.evoltz.com/quality/ 井野町の家 シロアリ予防と防腐処理の ホウ酸による防腐防蟻処理を行いました。 ホウ酸は土壌、海水、淡水、温泉そして微量に目薬にまで身の回りのどこにでもある鉱物で 人間を始めペット等の哺乳動物、植物には微量の必須元素であり、万が一にも摂り過ぎた場合、体外に排出することができ、重篤な副作用も起こしません。 そして腎臓を持たないシロアリやゴキブリなどの下等生物の場合には、過剰摂取することで 細胞レベルでエネルギー代謝できなくなって餓死することが分かっています。 一般的な合成薬剤は5年ほどで効果が薄れるようですが、ホウ酸は鉱物由来のため、効果は水(雨)で流れ出ない限り恒常的に作用し続け、防蟻性能が長期間維持できます。 透明無臭で空気中に揮発せず、シックハウス症候群も起こさない、人・環境にやさしい自然素材です。 床組みと、高さ1m以下の柱などの軸組にホウ酸処理を施します。 瑕疵保険やフラット35などの規定では 桧などの耐久性のある柱や土台は防蟻処理不要とされますが 桧も腐りますし蟻害を受けますので、しっかりと消毒を行います。 外周面は耐力面材が張られ
2階の開口部からは緑が望めました。 心地よい住空間となりそうです。 井野町の家 連休前かつ不安定なお天気の為 上棟翌日も大工さんが集まり 一気にルーフィングまで施工してもらいました。 6寸勾配の大屋根 想像以上に滑ります。 昔お世話になった先輩から 「6寸までなら屋根足場いらないよ」と聞かされておりましたが、 屋根足場の必要性を肌身で感じました。 外壁面材も大人数で一気に張っていただき一安心です。 建物のフォルムが一気に出来上がってきました いい感じです。 井野町の家 お日柄も良く、お天気に恵まれ 建て方日和となりました。 工事スタート 事前に段取りしておいた柱を建てます。 クレーンにて横架材を設置していきます。 2階床の大梁 2階と屋根の主な荷重を受けます。 梁成420 無垢では規格外なので集成としました。 ガレージ部分の登り梁 通し柱は金物工法を利用し ハイブリッド架構としております。 柱の垂直を確認 風が無いときは昔ながらの下げ振りのほうがしっかりと確認できます。 2階の床合板の設置 耐震の肝となる水平構面 作業性も良くなります。 2階は大屋根のため 登り梁の架構となります。 登り梁がきれいに架かります。 高所でかけやを振るう大工さん かっこいいですね 建物の外観フレームが徐々に出来てきました。 架構がかっこいいです。 構造面材を張る部分で 熱橋となる箇所をウレタン処理 屋根の絡む部分の耐力面材を先行して張ります。 垂木を1尺間隔で配置 並びがきれいです。 垂木と構造用合板で水平剛性を取ります。 建物の形状が概ね出来上がり 無事上棟となりました。 おめでとうございました。 井野町の家 連日の猛暑が続き群馬県伊勢崎市では40℃を超える暑さになりました。 基礎コンクリート外張り断熱の発泡系断熱材は紫外線劣化が想定されるため 連休前に基礎断熱材にショートフィラーCFの下塗りを行いました。 ショートフィラーCFは、カーボンファイバーを配合した一材型のポリマーセメントモルタルで キレツ防止性能・低収縮性に優れた、基礎断熱の仕上材料です。 専用のファイバーメッシュを入れて塗り込みます。 下塗り状態で紫外線から保護をし 後ほど上塗りで仕上げとなります。 熱い日が続きますが、熱中症の予防とウイルス感染予防を行いながらの作業となります。 くれぐれも体調に気を付けていただきたいと思います。 井野町の家 外部仕上材の色決め打合せでした。 屋根、木部、外壁と開口部 特に外壁は規格色ではない色を検討中 色見本を元にCGでシミュレーションするも、なかなか思い通りの感じにならず まずはサンプルをとり検討いたします。 先日、地域型住宅グリーン化事業が決定し ゼロ・エネルギー住宅型で140万と 地域材加算で+20万 合計160万の補助金利用が可能となりました。 嬉しい限りですね。 井野町の家
地盤補強工事が始まりました。 午前中は物凄い降雨・・・ 九州地方に甚大な被害を出している今年の梅雨前線により 各地でも大雨による被害が起きております。 被災された方々には心からお見舞い申し上げます。 井野町の大屋根の家 地鎮祭が執り行われました。 前日の降雨から一転、とても良い晴天でした。 地元、五霊神社の禰宜さんがお越しになった時から、お帰りになられる間 神風のように風が吹きました。 きっと風と共に神様がお越しになられたのでしょうね。 6月20日は超最強開運日とされる 天赦日+一粒万倍日で 物事をはじめるには最適な一日になったと思います。 雨にも風にも地震にも負けない住まいが無事完成出来ますよう尽力して参ります。 今後ともよろしくお願いいたします。 おめでとうございました。 井野町の大屋根の家 先日、地縄を張り建物位置の確認をしていただきました。 通常、地縄の状態ですと実際立った時よりも小さく感じますが、ボリュームがありとても大きく感じられました。 ガレージ部分や駐車スペースに車を入れて確認も出来、 お施主様との立会いでは玄関や室内へのアプローチを想像し、ご確認いただけてとても良かったです。 ありがとうございました。 お隣の現場では、お施主様と建設会社さんが打合せを行っておりましたので タイミングよくご挨拶する事ができました。 今後ともよろしくお願いいたします。 井野町の大屋根の家 地盤調査を行いました。 田を造成した土地なのでしっかりデータを確認して検討していきます。 奥に見える浅間山 本来真っ白は姿を眺められるのですが 数年前の噴火以来、表面温度が高いのか 雪解けが早いですね。 井野町の大屋根の家 基本設計の段階で壁量と水平構面をざっと確認しておき 実施設計では構造計算をする前に階高、天井高の検討を含め梁材の仮定寸法を検討。 構造上入れるべき部分の柱を抜きたいという要望に 架構を調整して大梁にかかる荷重を分散して梁成を確認する。 構造計算ソフトなしでは正しい架構設計は出来ない。 計算ソフトがないとスパン表を使うか、 スパンに対して1/12とかして、柱1本乗る場合に+30ミリするなど、 一か八かの「勘」に頼る必要がある。 プレカット業者に聞いても基本的にそのような入力をしているらしい。 たわみに対しての梁成ならば概ね問題ないと思うけど 曲げに対しては思いもよらず大きな寸法になる場合がある。 そもそも「経験や勘」がなんだというのが構造塾で教わる大切なところですね。 井野町の大屋根の家
昨日の打ち合わせにて建物の基本設計が概ね決定し、実施設計へと移行します。 大屋根の形状を利用した無駄のないのびやかな空間となりそうです。 仕様と予算のバランスを取りながら進めさせていただきます。 お施主様が少し前に大手ハウスメーカーで建てた新築のお住まいへお邪魔したそうですが、 暖房をつけている部屋から出ると、廊下やトイレが非常に寒いようで、 コンセントまわりから冷気がシューシュー出ていたとの事でした。 「令和の新築なのになんで寒いのだろう」とおっしゃっていたそうです。 断熱ブームの建築業界ですが 高断熱の定義も高気密の定義も日本ではあいまいです。 数値の良い断熱材を入れても、気密をしっかりと確保しないと ダウンジャケットのチャックを閉めないようなもので 熱がどんどん逃げて行きます。 一般のほとんどの方は、今新築で建てる建物は地震に強くて暖かいのが当然だとお思いでしょう。 しかし、耐震、断熱、気密をしっかりと計算し、検討し、意識して造らない限り 10年、20年前となんら変わらない寒くて弱くて健康を害する住まいが現在も、これからも造られ続けると思います。 自分は少しでもお施主様の快適な生活に貢献できるよう より一層努力しなければと改めて思いました。 井野町の大屋根の家 敷地の開発許可も下り、造成工事が始まったようです。 隣地境界に土留め兼ブロック塀基礎でしょうか 結構な根切深さがあります。 地目が田の為、水位が高いですね・・・ 地盤についてもしっかりと検討していきます。 |
アーカイブ
1 月 2021
カテゴリ
すべて
㈱POTOS DESIGN OFFICE
|