折之口の家 昨日お引渡しとなりました。 オーナー様ご家族との出会いは2016年8月 ご夫妻と3人のお子様達が快適で穏やかに暮らせる家を建てたい という思いを伺い、計画がスタートしました。 敷地内で経営されている事業との兼ね合いもあり 行政との協議が難航。 知人の測量事務所の協力を得て 土地が住宅建築可能になるまで約3年かかりました。 2020年いよいよ着工となりましたが 緊急事態宣言にて一時中断させていただいたりと 大変お時間をいただいてしまいました。 大変な状況下でしたが 住まいづくりを進めさせていただき大変感謝いたしております。 無事にこの日を迎える事ができ、感慨もひとしおです。 日頃忙しいご夫妻の負担が少しでも軽くなるように生活動線を考慮し
寒い朝も起きた瞬間から一日中快適な住まいとなりました。 白とグレーの塗り壁とカバ桜のフローリングが やわらかな優しい住空間。 耐震、断熱性能に優れた永く安心して暮らせる住まい。 ご家族のご健康とご多幸をこれからも願っております。 竣工おめでとうございます。 ありがとうございました。 折之口の家
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昨日は二十四節気の「大寒」 一年で一番寒いとされる時期です。 今朝の外気温は-3.8℃と寒いですが 6時頃の事務所の室温は20℃と快適です。 当事務所ではオリジナルの蓄熱床暖房を採用しております。 1階の事務所の床はコンクリートに直接フローリングとタイルカーペットの仕上が施してあります。 コンクリートは熱を蓄える能力「熱容量」が非常に大きい材料です。 床コンクリートの中に温水管を入れ、温水を流し、熱を蓄えます。 通常の床暖房は運転している間だけ熱を放出しますが、 蓄熱式は、蓄えた熱をジワジワと長時間放出します。 熱源機はヒートポンプ式の床暖房機 夜間の電気代の安い時間帯に電源を入れ、熱を蓄えており、 現在、朝の2時~7時の5時間だけ温水を循環させております。 消費電力も最大2.5kwなので 一日の電気料金は最大でも 5時間x2.5kwx12.48円= 156円です。 これで建物 1階20坪を丸ごと暖房出来てしまうのです。 昨年のデータですが、下のグラフが室温です 温度が18.4℃から22.2℃で推移していますが 暖房をかけているのは2時から7時のみで コンクリートに蓄えられた熱が放熱され 北側にある事務所でも一日中暖かく快適です。 サーモカメラで測定した6時頃の床の表面温度 概ね22~24℃位になっております 足元が暖かく快適です。 こちらは外周面の室内壁面温度 18℃位 充填断熱だけなので間柱などの熱橋部分が良くわかります。 天井面は19℃位と室内表面の温度差が少なく快適です。 窓周りは温度が低くガラス面が概ね11℃位 枠部分とアルミグレチャン部分が7℃位と性能が低いです。 複合サッシYKKAP エピソード Low-Eペアガラスですが 窓周りが弱点になるのがサーモカメラで良くわかります。 山西の家 湿式柱状改良工事による地盤補強工事がスタートしました。 地盤の土にセメントミルク(セメント系固化材と水を混ぜたもの)を注入攪拌して、地中に柱状の改良杭をつくる工法です。 しっかりと改良を行う事で不同沈下のリスクを減らし 安心してお住まいになれます。 井野町の家 造作階段が組み上がりました。 基材はラワンランバーコア 右側のアーチの内部は書斎スペースとなります。 中央部分は収納で後ほど扉が付いて完成となります。 加工図とイメージ画像を元に
誤差なくピタリと組み上がりました。 まさに匠の技ですね。 |
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10月 2024
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