自立循環型住宅2023関東ゼミ第2回 目からウロコの温熱学にオンラインで参加させていただきました。 講師は 一般社団法人 ミライの住宅 森 亨介さん 2日連続の森さんセミナーとなりました。 現在参加させていただいている「住宅空調設計講座」でもう少し先で行われる内容でありました。 昨年受講させていただいた時よりも理解度は増している気はしますが… まだまだ難しい内容でした。 講義の終盤で冷暖房負荷計算の手計算実習がありましたので 復習と予習も兼ねて 空調設計講座で利用可能なエクセル書式にて実物件検討をしてみました。 まだまだ分からない部分が多いですが QPEXの空調計算結果と見合わせると、色々と項目が読み取れることがわかりました。 顕熱計算は概ね同じ3300wくらいとなりました。
潜熱(湿度)負荷ではQPEXよりも大きな数字に 潜熱の内部発熱を任意で項目設定出来る事と、湿度設定が出来るのが大きな差の影響かなと思います。 どちらのプログラムも本当にすごいと思います。 まだまだ学ぶ事項の多い空調設計ですが、しっかり取り組んで行きます。 一般社団法人ミライの住宅 主催 住宅空調設計講座in埼玉 昨日は第3回目の講座でした。 今回は空調設計の為の計算「単位」についての講義と エアコンの仕組みを再現した実験装置の「ボイル・シャルルの法則」ボトル実験を行いました。 空調計算の定数四天王 これらをしっかと覚えて行きます。 エアコンボトル実験 強炭酸のペットボトルに空気を圧入していきます。 加圧された空気は高温高圧となります。 ボトルに風を当てて熱を奪います。 冷房時の室外機 または暖房時の室内機の状態です。 温度を下げたボトルの弁を開放すると一気に低温低圧の空気に変わります。
この状態で風をあてると夏の冷房となります。 実際に体験するととても理解しやすくなりました。 神保原の家 換気フィルターの交換をしていただきました。 第一種換気 マーベックス 澄家 外部の吸気フィルターは3ヶ月に一度の交換が必要となります。 ご入居から3か月過ぎたところで交換していただきました。 カバーを外した状態 防虫メッシュには小さな虫が多くついており、防虫効果が確認できました。 PM2.5対応フィルターには細かな砂埃までしっかりと吸着しておりました。 内部の換気本体も確認いたしましたが、本体内も熱交換素子も綺麗な状態で、集塵効果がしっかりしている事が確認できました。 交換用に購入いただきましたフィルターに交換
使用していたフィルターは洗浄して次回の交換時に使用していただけます。 24時間換気には必ずこのようなフィルターがあります。 フィルターが屋内の場合は、このような交換作業を屋内で行う必要があり、屋外で交換できる澄家は秀逸だと感じました。 建築士の定期講習 2005年の姉歯事件が元で、建築士事務所に属する建築士には3年ごとの定期講習が義務付けられました。 講習の内容は 建築基準法や建築士法、関係法令などに関する講義の受講と、終了考査テストがあります。 3年前はコロナ過でも、ほとんど会場受講でしたが、現在はオンライン講座も多くなりました。 講座も数社ありますが、ほとんどのオンライン講義では 「講義はオンライン」 「考査テストは後日に会場集合」 という若干中途半端なオンライン講座が多いですが、総合資格社の講座は、テストもオンライン可能との事で、お盆を利用して講座のe-ラーニングを済ませました。 考査テストは後日ですが、丸1日拘束されるよりは隙間時間で進められて助かります。 講義中はwebカメラで受講確認をしていて、webカメラが画面上部にある状態でテキストをまじめに見ていると
「顔が確認できない」となり、講義動画が停止されることがしばしばありました… 塩谷の家
昨日は製作キッチンの打ち合わせでした。 製作会社はHAND creative factoryさん キッチン天板の素材を ステンレスにするかオークにするかご検討中 ステンレスもバイブレーション、ホットバイブレーション、酸洗いなど検討していたところ、HAND creative factoryさんのお知り合いの金工アーティストさんが、特殊なステンレスの天板を製作されているとの事でサンプルを見せていただきました。 黒染めや薬品処理を用いた特殊な製法で、とても素敵なテクスチャでした。 一般社団法人ミライの住宅 主催 住宅空調設計講座in埼玉 昨日は第2回目の講座でした。 今回の講座の目標は 「空気の変化を空気線図上で直感的にイメージできる」です。 今回も内容が濃く難解でしたが わかり易く教示いただき 多くの学びがありました。 昨日の内容の復習で 自宅エアコンの顕熱比の確認をしてみました。 エアコンの顕熱比とは顕熱(温度)能力の下限で 100%に対する残りが潜熱(湿度)能力の上限になります。 今年エアコンの運転は「除湿」にしております。 エアコンの吸い込み温湿度と吹き出し口の温湿度を測定 吸い込み空気 27.6℃ 52.1% 吹き出し空気 10.3℃ 94.5% 結果を空気線図にプロット
計算と顕熱比の目盛りから顕熱比65%位でした。 エアコンの65%が温度を下げ 35%が湿度を下げる運転をしている事になります。 空気線図は奥深いですね。 上新田の家 もうすぐお引渡しから10年が経とうとしています。 その節目に点検のためにお邪魔させていただきました。 時の流れは本当に早いですね。 外壁は外断熱の塗り壁と板張り
塗り壁部分は換気周りに若干の汚れがあるものの、全体的には綺麗な状態を保たれています。 また、板張り部分はお施主様が2回ほど塗装メンテナンスを行われているため、綺麗な状態でした。 内部の床材や天井、柱や梁の木部も奥深い色合いになり、木の家ならではの温か味が増して良い雰囲気になっておりました。 完成後に植えられたオリーブも大樹となり、当時2歳だったお子様も小学6年生になられ、ずっと飼われているインコちゃんも元気に過ごしている姿を見ることができ、心から感激いたしました。 お引渡しから10年、携わらせていいただいたお住まいがお施主様ご家族の暮らしを支えていることに喜びを感じ、感謝の気持ちが溢れると同時に感慨もひとしおです。 今後もお住まいが長く愛され、幸せな日々がずっと続きますようお祈り申し上げます。 本当にありがとうございました。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 |
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