東京大学大学院准教授の前先生と、新住協の鎌田先生による講演とディスカッションが行われたWEBセミナーに参加いたしました。 「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」 「2030年までの温暖化ガスの削減目標を13年度比で46%減にする」 と政府の表明から、今後加速するであろう住宅の省エネ義務化に向けて、 2人の先生方の大変有意義な講義でした。 2月の再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォースにて、 有識者としてプレゼンされた前先生の講義では、 2020年に適合義務化を見送られた住宅の省エネ義務化ですが、 国交省が政策を進めないのは「住生活基本計画」に記載がないためで、 住生活基本計画の大幅見直しが必要との事です。 太陽光パネルを乗せただけの見せかけのZEH(ゼロエネ住宅)ではなく、 断熱+日射取得+創エネ=リアルZEHが不可欠ですね。 鎌田先生の講義では、今までの省エネ基準の流れと、今後の在り方のについて。
いつも先生が言われている事ですが、UA値だけでは住宅の省エネ性能は測れなので、 UA値などの基本指針をやめて、省エネ基準を簡単に取得しやすくする事が大切との事です。 これから一気に加速するであろう住宅の省エネ化 官、民、各種団体など全ての人が、未来へ向けて大きな視点で一つの目標へ進んで行けたら、素敵な社会になるのではないかと思います。
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10月 2024
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