新住協のセミナー アイディールブレーン株式会社 本社にて 制震ダンパー ミューダムの加力実験に参加して来ました。 耐力面材のみと、面材+制震ダンパーを設置した場合の加力実験で 変形角に対しての耐力と変形量と確認しておりました。 制震ダンバーだと振動台実験で観たのがイメージ湧くのですが、 どちらかというと耐力壁の耐力実験のような感じでもありました。 終局加力後の構造面材 釘頭から面材が外れるパンチングアウトをおこした状態になってます。 実際の現場では釘のめり込み問題もあるので どの様に破断するのか見れたのはとても勉強になりました。 こちらは筋交いのみの加力実験後の状態 スパンの真ん中で折れてます。 会員の方が撮影した裏側の画像によって 節部分で座屈破断してるのが分かりました。 スパン中央の節は要注意ですね。 制震ダンパーも色々あり 構造用面材も色々あり それらをどう捉え採用するかが設計者の手腕となります。 そして最も大事なのは、建物自体の水平耐力を含めた構造検討をしている事です。 壁量計算しただけでは、いくら制震ダンパーをいれても無駄だと感じます。 構造計算や品確法の検討を行い、耐震性を確保した上で 制震や免振の検討をするのが必要ですね。 とても勉強になりました。 ありがとうございました。 木造用制震ダンパー ミューダム https://ibrain.jp/m-dam_main.html
0 コメント
あなたのコメントは承認後に投稿されます。
返信を残す |
カテゴリー
すべて
アーカイブ
9月 2024
㈱POTOS DESIGN OFFICE
|