(有)オストコーポレーション北関東社主催 木構造マイスター認定講座の更新講座に参加いたしました。 講師はM’s構造設計 構造塾 佐藤 実 先生 前回の受講が2020年10月
久しぶりのリアルな佐藤先生の講義は 本当に聞きやすく 分かり易く 心に響きます。 今年発生した能登半島地震の被災地に 講座前日まで現地調査をされていた佐藤先生 先生が撮影された多くの倒壊した建物の写真を見て 改めて命を守る構造計算の大切さを感じ そして許容応力度計算による耐震等級3の必要性を再認識しました。 佐藤先生が建築士を受験したとき 合格したらゴールだと思っていたけど 日に日に感じる責任の重さに 資格取得はスタートだと気づいた。 と仰っておりました。 私も昔、現場監督として 木造 鉄骨造 RC造など実際の建物を建築し 設計者の設計図だけでは、本当の意味では建物は造れないなどと高をくくり 少し設計をなめていた時期がありました。 一級建築士を受験してすぐ、 設計事務所に勤務したのですが、 そこでは今までの全てを否定され、 自分を見失うくらい「デザイン設計」は難しく 「自分は一級建築士になって本当に良いのだろうか?」と本気で悩み 試験合格後も半年くらい免許取得できなかった事を思いだしました。 そして独立してから12年経った2016年に構造塾を受講し 初めて佐藤先生の講義を受けた時は 建築士の責任の重さに 「この仕事、辞めたほうがいいかも・・・」と率直に思い、 そして木造住宅でも構造計算が必修だと認識し、すぐに取り組み始めました。 そのような事を思い出し 改めて「建築士」は我々が考えている以上に責任の重い資格なのだと実感いたしました。 懇親会では、実務の構造計算で思い当たることや 木造住宅における耐震と制振の考え方 制振ダンパーについてなど 佐藤先生にいろいろご教示いただき とても勉強になりました。 構造についても もっと学ぶ必要があると痛感し 改めてしっかりとした設計をしていかなければと思いました。 ありがとうございました。 コメントの受け付けは終了しました。
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9月 2024
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