折之口の家 連日の雨によりなかなか進みませんでしたが ようやく屋根のルーフィングが張られました。 透湿ルーフィングのタイベックルーフライナー ルーフィングとは屋根の下葺き材の防水シートで 屋根からの雨水侵入を最終的に防ぐ大切な役割を担います。 ルーフィングにも種類があり 一般的に使用されているアスファルトルーフィング940は 有機天然繊維を原料としたフェルト状の原紙にアスファルトを浸透被覆したシート状のもので10年程度で耐久性が低下すると言われております。 改質アスファルトルーフィングは アスファルトルーフィングを改良したもので、アスファルトの他に合成ゴムや合成樹脂を加えたルーフィングです。 耐用年数は20年程度と言われており、温度変化に強く、耐久性に優れています。 上記の2種類は非透湿の防水紙で 屋根通気などをしっかり取らないと野地板が湿気で痛み劣化が進む恐れがあります。 古い建物で屋根の野地板が抜けてしまっている原因は ルーフィングの劣化と野地板の腐朽が多いと思います。 透湿ルーフィングは湿気を透過させるので、野地板の乾燥を促進させ、野地板の腐敗や変形を防止します。 また材料の耐久性も高く長期間建物を守ります。 プランでは屋根通気をしっかりとりますので、非透湿ルーフィングでも問題ないと思いますが
建物の耐久性向上のため、良い材料を使用していきたいと思います。
0 コメント
あなたのコメントは承認後に投稿されます。
返信を残す |
カテゴリー
すべて
アーカイブ
10月 2024
㈱POTOS DESIGN OFFICE
|